記事一覧

樹木(き)の紹介【ヤマボウシ】

ガーデニングマーケット飯倉園のブログ「すてきに暮らそう花通信」では
これまでにたくさんのお花や様々な植物を紹介してきました。

今年は、知っているようで知らない身近な樹木(き)を紹介していきます。
お庭で楽しめるもの、公園や街路樹で見かけるもの、野山で一度は見たことあるものなどなど。
ご家族や親子でのちょっとした話題から、少しでも樹木(き)に慣れ親しむ機会にしてほしいです。


<山法師(ヤマボウシ)>
ヤマボウシはミズキ科の落葉小高木です。

五月中旬から
しとしと雨が降り続く梅雨の頃まで
天に向かって白い花を咲かせます。


この花の姿を
白いずきんをかぶったお坊さん(法師)に
たとえたことが名の由来といわれています。


秋には直径2~3cmの
赤い実がなり、甘くてたべられます。


ヤマボウシとよく似た木にハナミズキが
ありますが、こちらは花の時期が1~2か月早く
サクラの花が終わる頃に咲きます。


ヤマボウシの花は
花びらの先がとがるのに対し
ハナミズキはくぼむことが違いで
両者とも庭木や街路樹にされます。


ヤマボウシは日本原産の木なので
涼しい山地にも生えてきますが
ハナミズキは北アメリカ原産の木なので
街中でしか見られません。


最近では、紅花品種や外国原産の
ヤマボウシも園芸店で売られてきました。

シンボルツリーなど庭木としての人気は高く
和洋の庭を問わずに用いられています。

樹木(き)の紹介【ブナ】

ガーデニングマーケット飯倉園のブログ「すてきに暮らそう花通信」では
これまでにたくさんのお花や様々な植物を紹介してきました。

今年は、知っているようで知らない身近な樹木(き)を紹介していきます。
お庭で楽しめるもの、公園や街路樹で見かけるもの、野山で一度は見たことあるものなどなど。
ご家族や親子でのちょっとした話題から、少しでも樹木(き)に慣れ親しむ機会にしてほしいです。


<橅(ブナ)>
ブナはブナ科の落葉高木です。

まだら模様の幹が美しく、
枝を扇形に広げて大木になります。

この幹の模様は
色とりどりの苔がついて出来たもので
ブナ本来の幹は灰色です。

そのため、
木一本ごとに違う模様になります。


ブナは寒冷な地方に多く生え、ブナ林をつくります。
北日本では
各地にブナ林が見られますが、
中でも世界遺産に指定されている
青森県と秋田県の白神山地は、最大級のブナ林です。


一方、東京都の奥多摩や神奈川県の丹沢山地のブナ林は
原因不明の立ち枯れが進んだり、幼木が育っていない場所が多く
大気汚染や温暖化の影響などが指摘されています。


ブナの実は
角張った三角形で、6年前後の周期で豊作になるといわれます。

これは
ネズミなどの動物に全部食べられてしまうので
一度に食べきれないほど、実を落すというねらいがあるようです。
樹木(き)も生きていくために様々な手段を講じます。

また、豊かな森は川や海までも豊かにするのです。
こんな視点で樹木(き)を見て、慣れ親しんで欲しいですね。

樹木(き)の紹介【柏(カシワ)】

ファイル 223-1.jpg

ガーデニングマーケット飯倉園のブログ「すてきに暮らそう花通信」では
これまでにたくさんのお花や様々な植物を紹介してきました。

今年は、知っているようで知らない身近な樹木(き)を紹介していきます。
お庭で楽しめるもの、
公園や街路樹で見かけるもの、
野山で一度は見たことあるものなどなど。
ご家族や親子でのちょっとした話題から、少しでも樹木(き)に慣れ親しむ機会にしてほしいです。

<柏(カシワ)>
柏はブナ科の落葉高木です。

柏もちに使う葉と聞けば、
多くの人がこの葉を思い浮かべられることでしょう。


コナラやミズナラとよく似ていますが
葉のふちのギザギザが丸いことが特徴です。

葉が大きくて
手ごろなので
昔から、食べ物を盛る器としてよく使われました。


そのために
食べ物を盛る葉はすべて「カシワ」と呼ばれることがあります。

カシワは主に
寒い地方に生えますが、カシワが少ない西日本では
柏もちの葉にサルトリイバラ(猿捕茨)という、
つる植物を使う地方もあります。


カシワは冬の間も枯れ葉が枝についたままのことが多く
次の若葉が出るまで残ることから
子孫繁栄を象徴する縁起のよい木とされ、
昔から庭木に植えられます。


そろそろ節句です。
カシワ餅を食べながら、カシワの葉を見てみてください。
こんなことから樹木(き)に慣れ親しむ機会にしたいものです。

樹木(き)の紹介【楡(ニレ)】

今年は、知っているようで知らない身近な樹木(き)を紹介していきます。
お庭で楽しめるもの、公園や街路樹で見かけるもの、野山で一度は見たことあるものなどなど。
ご家族や親子でのちょっとした話題から、少しでも樹木(き)に慣れ親しむ機会にしてほしいです。


<楡(ニレ)>
ニレと呼ばれる木には、春に花が咲くハルニレ(春楡)と、
秋に花が咲くアキニレ(秋楡)の主に2種類があります。


ハルニレは
主に寒い地方の湿った場所に生える高木で、
特に北海道に多く見られ、
アキニレは
暖かい西日本の川辺や海辺に生える小高木です。


いずれも
公園や街路に植えられることがあり、
北日本ならハルニレ、西日本ならアキニレが多いと
思って良いです。


また、
英語で「エルム」と呼ばれるものも
このニレ類(特にハルニレの仲間)のことです。


ニレ類の葉の特徴は
左右の形が不対称で
平行四辺形のようなゆがんだ形になることです。


ハルニレとアキニレの区別は
葉の大きさや幹の様子などで比較的、簡単に見分けられます。


ニレ科の木には
ほかにケヤキ、ムクノキ、エノキなどが
あり、
花はどれも地味ですが、葉や幹の様子だけで
十分に見分けられます。


野にある樹、山にあるに樹、水辺にある樹
色々な樹が、その葉や花でいろいろな表現をしています。


まず、この樹は何かな?
この花が咲いた樹は何かな?

そんなところから、樹に慣れ親しんで欲しいですね。

樹木(き)の紹介【欅(ケヤキ)】

今年は、知っているようで知らない身近な樹木(き)を紹介していきます。
お庭で楽しめるもの、公園や街路樹で見かけるもの、野山で一度は見たことあるものなどなど。
ご家族や親子でのちょっとした話題から、少しでも樹木(き)に慣れ親しむ機会にしてほしいです。


<欅(ケヤキ)>
ケヤキは扇形に枝を広げる姿がとても美しい木です。

寿命が長くて大木になるので
神社や大きな屋敷などに古いケヤキがよく見られ
街路樹としても全国的に植えられています。

特に
関東地方周辺では
昔からケヤキがよく植えられ、
立派な並木道も各地にあります。

都内の馬場大門や表参道、
遠くでは、宮城県仙台市の青葉通りなどが有名です。


野生のケヤキは
渓流沿いなどの少し湿った場所によく生えます。
たくさんの木が生い茂った森の中では、
枝を扇形に広げることは難しい場合も多く、
いびつな姿をしていることもあります。

人間が植えて手入れしている木と
林の中で競争しながら生きている木では
その姿も異なります。


ケヤキの木材は
丈夫で美しく、広葉樹の中では評価の高い木のひとつです。
家具や器具、建築材などによく使われるようです。


県内の氷川神社には必ず植えられていますし、
さいたま市と所沢市を結ぶ
国道463号のケヤキ並木は全国的にも有数の長さです。


ケヤキは埼玉県の木です。
是非、覚えて、より慣れ親しんで欲しいですね。

樹木(き)の紹介【水木(ミズキ)】

ガーデニングマーケット飯倉園のブログ「すてきに暮らそう花通信」では
これまでにたくさんのお花や様々な植物を紹介してきました。

今年は、知っているようで知らない身近な樹木(き)を紹介していきます。
お庭で楽しめるもの、公園や街路樹で見かけるもの、野山で一度は見たことあるものなどなど。
ご家族や親子でのちょっとした話題から、少しでも樹木(き)に慣れ親しむ機会にしてほしいです。


<水木(ミズキ)>
枝を切ると
樹液が水のように滴り落ちることから
この名があります。

特に木が水分をたくさん含んでいる春から初夏に
太い枝を切った場合に樹液がよく出ます。


道路に枝を伸ばした水木の枝が切られ
その下の道路がびしょぬれになっていることもあります。


身近な林にふつうに見られる木で
明るい場所を好むので、
田畑の周りや雑木林のへりによく生えています。


枝を面状に広く伸ばし
テーブルを重ねたような樹形になることが特徴です。


5~6月頃
小さな白花を枝の上に
たくさん咲かせ、この時期は非常に目立ちます。

よく似たクマノミズキ(熊野水木)は
花の時期が約1ヶ月遅く、西日本では水木より多く見られます。


水木の木材は
昔からこけしやおわんの材料につかわれています。


最近、お馴染みの樹木(き)では
ハナミズキも同じ種類で
ピンク色の花がこれからきれいに咲き始めます。

樹木(き)の紹介【桜(サクラ)】

ファイル 219-1.jpg

ガーデニングマーケット飯倉園のブログ「すてきに暮らそう花通信」では
これまでにたくさんのお花や様々な植物を紹介してきました。

今年は、知っているようで知らない身近な樹木(き)を紹介していきます。
お庭で楽しめるもの、
公園や街路樹で見かけるもの、
野山で一度は見たことあるものなどなど。
ご家族や親子でのちょっとした話題から、少しでも樹木(き)に慣れ親しむ機会にしてほしいです。

<桜(サクラ)>
いよいよ見ごろをむかえたサクラの紹介です。

サクラは日本の国花であり
諸外国との友好の証として
植樹されたりもしています。


花見の木として最も人気があり、
各地にもたくさん植えられ
春の訪れをもっとも感じさせてくれる
日本を象徴する花木ではないでしょうか。


単に「サクラ」という種類はなく
10種前後の野生種と
数百もの園芸種の総称として呼ばれます。


代表的なものは
園芸種のソメイヨシノ(染井吉野)と
野生種のヤマザクラ(山桜)でしょう。


ソメイヨシノは
東京の旧染井村で「吉野桜」として売り出されたことが
名の由来で、葉が出る前に花が開くことが特徴です。


花見でにぎわう公園や街路樹のサクラは、
大半がソメイヨシノで。


一方のヤマザクラは、
赤い若葉と花が同時に開くことが特徴で
身近な雑木林にふつうに生え、
ときに公園などにも植えられます。


花より団子ではなく
団子より花。
2月頃から咲くもの、秋に咲くものなど
花を愛でながら樹木(き)に慣れ親しんで欲しいですね。

樹木(き)の紹介【コブシ(辛夷)】

ファイル 218-1.jpgファイル 218-2.jpg

ガーデニングマーケット飯倉園のブログ「すてきに暮らそう花通信」では
これまでにたくさんのお花や様々な植物を紹介してきました。

今年は、知っているようで知らない身近な樹木(き)を紹介していきます。
お庭で楽しめるもの、公園や街路樹で見かけるもの、野山で一度は見たことあるものなどなど。
ご家族や親子でのちょっとした話題から、少しでも樹木(き)に慣れ親しむ機会にしてほしいです。


<コブシ>
コブシの花って
すぐに思い浮かびますか?

コブシは白い花で
桜が満開になる少し前に満開を迎えます。

似た種類で
中国原産のハクモクレン(白木蓮)がありますが
コブシに比べチューリップのような大きな花なので
見分けがつきますが


他の違いは花色で
ハクモクレンが少し黄みががったアイボリー色に対し、
コブシは真っ白です。


それ以外には
花びらの数がハクモクレンが9枚なのに対して
コブシが6枚なので、これでも区別がつきます。


いずれも
春の訪れを告げる代表的な花木であり
3月中旬には庭先や公園で白い花がよく目に付きます。


野生のコブシは
主に東日本の雑木林や山地に生え、
花の時期は遠くからでも目立ちます。


秋には
でこぼこしたいびつな形の実がつき
これが「握りこぶし」ににていることが
名前の由来になっているといわれます。


コブシの仲間には
シデコブシ(四出辛夷)などがあり、
これは愛知県周辺に生える珍しい木で
「姫コブシ」の名で庭木として植えられています。

春は花の存在感がある
樹木(き)が多いので、
慣れ親しむには、絶好の季節かも知れませんね。

樹木(き)の紹介【モチ】

ファイル 217-1.jpgファイル 217-2.jpg

ガーデニングマーケット飯倉園のブログ「すてきに暮らそう花通信」では
これまでにたくさんのお花や様々な植物を紹介してきました。

今年は、知っているようで知らない身近な樹木(き)を紹介していきます。
お庭で楽しめるもの、公園や街路樹で見かけるもの、野山で一度は見たことあるものなどなど。
ご家族や親子でのちょっとした話題から、少しでも樹木(き)に慣れ親しむ機会にしてほしいです。


<モチ>
今回は、モチの仲間を紹介します。

のっぺりとした丸みのある葉が、
モチノキの仲間の特徴です。
樹皮を水につけて腐らせると、
ねばねばした「トリモチ」が取れることが
名の由来で、
かつては鳥や虫をとる為によく使われていましたが
現在では耳にする機会は減りました。


庭木としては古くからの定番で、
いまもなお多く見かけます。
きれいに刈り込まれたり公園や街路にも植えられます。


同じモチノキ科の木には
クロガネモチやソヨゴがあり、
これらも庭木に使われます。

東日本では
モチノキがよく植えられるの対し
西日本ではクロガネモチの方が多く植えられます。


また、野生のモチノキやクロガネモチは
海に近い林に生えるのに対し、ソヨゴは乾いた
山の尾根によく生えます。


何れも冬に赤い実をつけることが特徴ですが
雄株(おかぶ)と雌株(めかぶ)があり
雌株(めかぶ)しか実をつけません。

写真はモチの葉です。
もちろん様々な葉のカタチがありますが
そんな目線で樹木(き)に慣れ親しんで欲しいですね。

樹木(き)の紹介【クス(楠)】

ガーデニングマーケット飯倉園のブログ「すてきに暮らそう花通信」では
これまでにたくさんのお花や様々な植物を紹介してきました。

今年は、知っているようで知らない身近な樹木(き)を紹介していきます。
お庭で楽しめるもの、公園や街路樹で見かけるもの、野山で一度は見たことあるものなどなど。
ご家族や親子でのちょっとした話題から、少しでも樹木(き)に慣れ親しむ機会にしてほしいです。


<楠(クス)>
クスはクスノキ科の常緑高木です。

クスは明るい緑色の葉が美しく
力強く枝を広げて大木になります。

暖かい地方に育つ木で、
特に西日本では街路樹の多く、
神社や公園にもたくさん植えられます。


日本原産樹木の中で
最も太くなる木といわれ、
鹿児島県蒲生町の蒲生八幡神社にある
「蒲生のクス」は
幹周り24.2mで日本一の巨樹として有名です。


クスノキの特徴は
葉や木材につんとした
爽やかな香りがあることです。


これは、
樟脳(しょうのう)やカンフルと呼ばれる成分の香りで
衣服の防虫剤や工業用、医薬用に使われてきました。


かつては
天然樟脳(しょうのう)の生産のため各地でクスノキが
植林されましたが、合成樟脳(しょうのう)が登場してからは
放置され、そのまま野生化したものが見られます。

現在の防虫材は化学合成物質が主流ですが
人体への影響を考えて、
天然樟脳(しょうのう)の防虫剤を見直す動きがあります。

前回のカシ同様、生活の中にとりいれられた知恵から樹木(き)に
慣れ親しめそうですね。

ページ移動